視覚障害者の日常を知ってもらおうと、(一社)藤沢青年会議所(戸田樹理事長)は19日、辻堂海浜公園で小学生高学年向けの体験イベントを開催した。当日は約15人の子どもたちが参加。目隠しをしながら障害者の日常を体験した。
マスクとアイマスクを着用し、顔の大部分を覆った子どもたちは、体験者と誘導係の2人1組となり道路や横断や、階段を昇り降り。体験した女の子はアイマスクを外し「階段の段差がどこにあるか分からなくて怖かった」と率直な感想を語った。誘導係を務めた子も「道を曲がる時になんて声を掛けたらいいか分からなかった」と話していた。
そのほか、水をペットボトルからコップに注ぐこと、お金の支払いも体験。体験を終えて、中山愛弓奈さん(8)と石井陽菜さん(同)は「大変なことが分かったので、もし目が見えない人が困っていたら助けてあげようと思った」と話した。
同日、子どもたちは点字ブロックのペイントも実施。同法人は同公園にそのまま寄贈した。
|
<PR>
藤沢版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|