老朽化に伴い再整備が進められている鵠南小学校=鵠沼海岸=の体育館と保育園などを複合化した施設が完成し、24日、近隣住民や保護者向けに見学会が開かれた。
施設は地上4階建てで、延べ床面積は約4500平方メートル。フロアごとに小学校と保育園でエリア分けされており、1階は駐車場や会議室、2階は体育館、2・3階には保育室や児童クラブ、4階は保育園の園庭がある。
同校は海岸から近く、最大で浸水深3〜4mの津波を想定。4階と屋上は津波避難場所に指定しており、市によると合わせて約2300人、今後建て替えになる校舎部分と合わせると5千人以上の避難が可能になる。
小学校の一部施設と保育園の複合化は市内初。近隣の浜見保育園とよつば児童クラブが津波避難対策に課題があったことから、一体で整備し、複合化を図った。
今後は校舎の建て替えに移行。南側に3階建ての仮設校舎を建設し、北側の既存の校舎を取り壊した上で、新たに建て替える。新校舎は2024年7月に完成させ、同年度中に整備事業を完了させる予定。
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