江島神社鎮座1470年を祝う筝曲奉納演奏が23日、江の島国際芸術祭の一環として行われた。
演奏された楽曲「BEZAITEN」は、江の島とゆかりの深い山田流筝曲萩岡派宗家の萩岡松韻氏が昨年に作曲した「筝曲・相模江ノ島妙音弁財天と五王子」を改訂したもの。原作はインド楽器や能囃子を加えた舞踊作品だったが、改訂作は筝や十七弦、尺八など山田流筝曲で用いられる楽器で再構成された。
当日は萩岡氏をはじめ山田流の邦楽演奏家が約20分におよぶ曲を披露。その演奏は、スピーカーを通じて神社境内に放送された。演奏を終えた萩岡氏は「神社の音の響きは素晴らしかった。この曲を聞いた人が、少しでも感じるものがあればうれしい」と話していた。
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