全国高校総体(インターハイ)への予選を兼ねた県高校総体バドミントン競技が5月に県内各地で行われ、女子シングルスで鵠沼高校の佐藤彩夏さん(3年)が優勝、女子ダブルスで福村亜実(つぐみ)さん(3年)・星野雅さん(2年)ペアが優勝し、全国への切符をつかんだ。
シングルスを制した佐藤さんはチームの主将も務める大黒柱。小学校5年から競技を始め、中学時代に全国大会も経験している。県高校総体には昨年も出場するもベスト8で敗退。その悔しさを胸に、「優勝したい」との強い気持ちで今大会に臨んだという。自他ともに認めるスロースターターだが、第一シードとして初戦から危なげなく勝ち上がり、決勝までの5試合、1セットも失うことなく頂点に立った。
ダブルスの2人は小学生の時に同じクラブチームで汗を流した先輩後輩。昨年夏にペアを組むと11月の新人戦で優勝を果たした。今大会も優勝候補として第一シードで出場。「それが少しプレッシャーだった」と2人は振り返る。それでも1セットも落とすことなく決勝に進出し、法政二高のペアと対戦した。
1セット目は先取するも、相手の作戦変更に戸惑い2セット目を初めて落とす。しかし、3セット目はゲームプランを修正して臨み、粘る相手を振り切った。
7月24日から徳島県で開かれるインターハイ。3人とも初出場となるが、佐藤さんは「昨年、県勢が初戦で敗退しているので2回戦に進みたい」と話し、福村さんは「2回戦を突破」、星野さんは「全国での1勝」を目標に掲げている。
準優勝も藤沢勢滝ノ沢中出身田中さん
鵠沼ペアを苦しめ、女子ダブルスで準優勝した法政二高の田中子嘉(しいか)さん(3年)は滝の沢中学校の出身。県高校総体は、昨年も先輩とのペアで準優勝。今年は同級生の岩田風絵さんと組み、2年連続でのインターハイ出場を決めた。 170cmの長身から繰り出すスマッシュが武器。「昨年のインターハイは初戦敗退。今年はベスト16を目指す」と意気込んでいる。
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