大庭にある湘南西部住宅のとある一角。色鮮やかな花が咲く花壇が目に入る。なかでも一際目を引くのが、真っ赤な大輪のタイタンビカス。2009年に世に登場した比較的新しい花で、その直径は約25cm。思わず足を止めて見入る人も多いそうだ。
この花壇の世話をしているのは、同住宅に住む加藤忠子さん(82)。10年ほど前に移り住んだ際、何もなかった庭を寂しく思い、少しずつ花を植え始めた。最初はこぢんまりとだったが、周囲の住民が喜んでくれるのがうれしくなり、規模を拡大。今ではアジサイやゼラニウム、ホトトギスなど多彩な花が植えられている。
タイタンビカスは昨年に友人から苗を譲り受け、早速植えてみたものだそう。今後は秋に向けコスモスの種まきを行う予定だ。雑草取りや水やりもすべて一人で行っているという加藤さん。「本当に小さい花壇だけど、ちょっとでも心が華やいでもらえれば」と笑顔で話している。
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