「輪を大事に、皆で奉仕に取り組みたい」。48代目会長としての方針を問われ、朗らかな笑みとともにそう返した。
半世紀近い歴史を持つクラブには10年単位で続く、息の長い活動が多い。日大藤沢キャンパスでの献血活動や老人福祉施設「やすらぎ荘」への慰問、明治小児童との「水辺に親しむ会」などいずれも定番の事業だが、長引くコロナ禍で昨年も事業の中止や縮小を余儀なくされた。
自身を含む25人の会員に向け、活動が継続できるようメンバーに力の結集を呼び掛ける。感染状況次第で先行きが不透明な中でも、今年度はいくつかの事業で再開の見通しもついた。
藤沢商工会議所に35年勤めた。入会を誘われた時、「長く携わってきた藤沢のためになるのなら」との思いが決め手に。
入会5年目。先人が築き上げてきたことの重みを噛みしめながら「牽引役として務めを果たしたい」と襟元を正した。
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