藤沢の想いを神奈川へ【18】 ケアラー・ヤングケアラー支援を全力で 神奈川県議会議員 市川かずひろ
私は、ケアラーが介護によって自分の人生を損なわれることがないよう、全庁横断的に、実態把握に努めるとともに、あらゆる施策を動員して、支援に取り組むよう、機会あるごとに発言してまいりました。
今年に入り、自民党県議団は、ケアラーPT(プロジェクトチーム)を立ち上げ、日本ケアラー連盟の方、ヤングケアラーだった方々と勉強会を重ね、具体的な支援をどのように進めていくのか議論しています。私もPTの一人として、神奈川県がケアラー・ヤングケアラー支援の位置づけを明確にし、市町村の施策をしっかりと支えることが出来るように努力してまいります。
そんな中、県議会第二回定例会において、一般質問の機会をいただき、「ケアラー・ヤングケアラー支援について」を取り上げ、「ケアラー・ヤングケアラー支援を県としても様々な計画に位置付け、県民の理解を得ながら、市町村とともにより具体的な支援に取り組むべきと考える」とし、黒岩知事にその考え方を質しました。
黒岩知事からは、「今年度は、電話やLINEによるケアラー・ヤングケアラー専用の相談を開始するとともに、福祉における相談経験のある方などを『ケアラー支援専門員』として新たに配置し、市町村や学校、NPOなどの関係機関のネットワーク化を図っていく。また、ケアラーの居場所である『ケアラーズカフェ』の立ち上げや、ヤングケアラーへの学習支援を行う団体を支援して、その成果を市町村に伝えていく。今後、こうした取組を通じて得られたノウハウや課題を、市町村を始めとした関係機関と共有しながら、さらなる支援策の充実に向けて検討していく。また、各分野が連携して取り組めるよう、今年度改定予定の『青少年育成・支援指針』や『地域福祉支援計画』を始め、様々な分野の計画にケアラー・ヤングケアラー支援を位置付け、周知を図りながら、分野横断的に取組の実効性を高めていく」との答弁がありました。
引き続き、誰もが安心して自分らしく暮らすことのできる社会の実現を目指します。
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