意見広告・議会報告
市政報告 北部振興は希望の光 藤沢市議会議員 佐野 ひろし
12月定例会で藤沢市の北部振興について一般質問を行いました。現在、改定作業が進められている令和７年度からの市政運営の総合指針においても引き続き、健康と文化の森の整備や相鉄いずみ野線延伸の検討などを重点事業として位置付ける方針が示されました。
青少年野外活動施設「少年の森」の再整備に向けては、地元小中学生の意見も取り入れながら検討を行っています。昨年12月には少年の森の利活用を考えるパブリックイベントが開催されました。また、隣接する遠藤笹窪谷公園が都市公園等コンクールで国土交通大臣賞を受賞したことで、来園者の増加に期待がかかります。恵まれた自然環境にあるこれら二つの施設とともに地域住民と事業者などが連携し、北部地域の魅力や回遊性の向上につなげていく取り組みが重要になります。
地域の活力創出に必要なのは拠点整備だけではありません。防災・減災・復旧・復興の観点からも、強靭な道路網の早期整備が欠かせないと考えます。圏央道に接続する幹線道路の（仮称）湘南台寒川線の整備事業は、県が用地取得を進めていますが、令和５年度末時点での取得率は約３割。整備事業推進のために市と県と寒川町との連携強化が求められます。
少子高齢化による影響が、今まで以上に様々なところで露呈してくると思われます。市民を真ん中とした北部振興に一層努力を重ねて参ります。
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