重症心身障害者の生活介護事業所「湘南マロニエ」(伊澤興子理事長)で1月12日、成人式が行われた。今年は男性1人と女性2人が成人を迎え、家族をはじめ、利用者や職員、ボランティアらが門出を祝福した。
同所の成人式は、伊澤潔前理事長が「日本一の手づくりの成人式」として始め、25年以上続けられている。
伊澤理事長は、「皆さんの成人を祝してこんなに多くの人が訪れてくれました。笑顔に力をもらって、元気に大人の一歩を踏み出して」とあいさつ。次いで齊藤祐二所長は、「人生への責任と夢を持つことが大切です。自立とは、笑顔で周囲の人と接して人の力も借りながら生きていくということ。これからも支え合っていきましょう」と語った。
その後、祝辞とともに、関係者や利用者から花束と記念品が贈呈。3人の20年の歩みがスライド上映されると、涙を浮かべる人もおり、感動的なひと時となった。職員による祝い太鼓も披露され、華を添えた。
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