藤沢市議会は1日、市民と意見交換する「カフェトーク」を市役所で開催した。4回目となった今回、午前と午後の2回でおよそ40人の市民が参加。年代、男女とも幅広く訪れ、市では「企画が浸透してきている」と手応えを感じている。
この企画は、藤沢市議会基本条例に基づき開かれる議会報告会に当たる。従来は学校の授業のように議員がひな壇から市民に説明し、質問を受ける形式だったが、市民に市議会を身近に感じてもらい、率直な意見交換をする場にしようと2016年度から小グループで議員と話をするカフェトーク形式にした。当初は認知度も低く、参加者も中高年の男性が多かったが、回を重ねるごとに年齢層が広がり、女性の参加も増えてきたという。
仕掛けたのは関東学院大学法学部地域創生学科の牧瀬稔准教授。議会が市民に近づく手段として企画した。また藤沢市議会独自手法として、若い学生が司会を務めることで、誰もが意見を言いやすい環境を作っているという。
今回は市の愛着や誇りについて意見交換。結果は市議会HPへ掲出予定のほか、市議会に持ち込まれ市政に活かされる。
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