藤沢駅南口で現在大規模改修が進められている、小田急百貨店藤沢店が3月22日にリニューアルオープンする。施設名を「ODAKYU湘南GATE(ゲート)」と改め、60の専門店が新たに出店。百貨店のノウハウと専門店の個性を融合させた、新商業施設に生まれ変わる。
小田急電鉄と小田急百貨店が先月31日に発表した。同店(地上7階、地下1階)は昨年6月にリニューアル工事に着手。2階から7階までを新たに「専門店ゾーン」と位置づけ、アパレルや外食店など60の専門店が出店するフロアに改修する。また1階と地下1階は「百貨店ゾーン」とし、一部リニューアルした上で「小田急百貨店ふじさわ」と名称を改める。
江ノ電改札口と直結する2階は、湘南の玄関口をイメージさせるカフェやオーガニックスーパーを展開。3階は「湘南ゲートキッチン」として、地元の精肉専門店「タカギフーズ」が飲食店では初出店するほか、藤沢発のスパゲティ専門店「JPASTA」など6店から成るフードホールを新設する。
市民図書館も入居
また、6階には今年7月以降、市民会館に隣接する「藤沢市南市民図書館」とルミネ藤沢店6階の「藤沢市民ギャラリー」も暫定移設する予定。コミュニティフロアとして、市民の交流の場を目指すという。
前身の小田急百貨店藤沢店は1985年にオープン。1991年には約230億円の売上げを記録したが、近年は大型商業施設の進出や顧客の高齢化で伸び悩んでいた。
同電鉄では「駅前の利便性と居心地の良さを追求した新しい施設になる。賑わいの創出、街の活性化にも寄与できれば」と話している。
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