県内各地で生産される農産物や加工食品を県が認定する「かながわの名産100選」で、藤沢ゆかりの「藤稔(ブドウ)」「丸焼きたこせんべい・タコせんべい」「湘南しらす丼」の3品目が新たに追加された。県はかながわの魅力を広く発信する資源としてPRしていくとしている。
かながわの名産100選は、県内外への観光振興などを目的に1985年度に創設。今回12年ぶりに再選定した。
審査項目は「知名度」「観光土産品としての価値」「発信力」「インバウンド性」「伝統性」「市場性」の6つ。有識者や県民代表者からなる選定委員会が審査し、合計点の高い順に100品目を選んだ。
「藤稔」は藤沢発祥のブドウ。大粒でジューシーなのが特徴で、現在は全国の産地で栽培されている。「丸焼きたこせんべい」と「湘南しらす丼」は江の島観光の定番商品で、地域限定ブランドとして広く認知されていることなどが評価された。
これまで藤沢に関連する商品としては、「相模湾のアジ」「神奈川のトマト」「神奈川のなし」などがある。
今回の再選定は、前回から10年以上が経過し、観光客のニーズも変化していることなどから実施。インバウンドを意識した品やご当地グルメなども加わり、工芸品、加工食品、農林水産品の計685品がノミネートした。
今回の再選定では鳩サブレー(鎌倉)や横浜家系ラーメンなど計33品目が新たに100選入りしている。
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