県司法書士会は先月24日、「解釈のちから」と題した親子法律教室を藤沢商工会館ミナパークで開催した。
この企画は、ある村の村長が定めた「この橋、馬は渡るべからず」という理不尽なルールに対して「なぜ」を親子で考えていくというもの。紙芝居による物語仕立てで、背景や村人たちの考えが示されるごとに「テーマ」が出され、子どもと大人に別れたグループで話し合い、ルールの意味や公平性などについて考える。
当日は親子およそ50人が参加した。「ルールが必ずしも正しいとは限らない。その意味を解釈する力を学んでもらいたかった」と同会法務総合事業部の坂根隆志さん。
親子で参加していた鵠沼小4年の菅沼悠生さんは「何を考えて作ったのか、考えることが楽しかった」とコメント。母の真澄さんは「子どもたちがしっかり考えていることがわかった。受け止めてあげられるようにしたい」と話した。
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