来年、本公演を予定している「ふじさわ市民ミュージカル」のプレ公演が4月28日(日)、湘南台文化センターシアターホールで行われる。2部制で、約3分ずつ10作品を披露予定。『ハイスクールミュージカル2』や『サウンドオブミュージック』、『映画 オズの魔法使い』など、歌とダンスで作品を表現する。
同団体は町おこしを目的に1996年に発足。同年9月に『ノエルの大冒険』の公演を皮切りに3年に1度本公演を行ってきた。ほかにも、ワークショップとして、藤沢市民まつりに参加するなど20年以上精力的に活動。来年には本公演が9回目を迎える。
出演者は市内在住・在学・在勤者が中心で、小学1年生から60代までと幅広い。兄弟や親子の参加が多く、プレ公演となる今回は約40人が舞台に立つ。同団体の一番の魅力は全員に役が与えられていること。同実行委の横田里奈さんは「一人では何もできない。まわりの協力があって、一つの作品が完成するということを学んでもらいたい」と話す。
子どもの感性大切に
「右見て左見て」。指導者たちの声が稽古場に響き渡る。今回の公演では、台本通りにやるのではなく、子どもたち自身に与えられた役について考えさせ、その子なりの色で演技を行うよう指導。各々が持っている表現を大切にし、指導者らは技術面や小道具などでサポートする。ダンス・演出指導担当の小林絵麻さんは「元気が良くて個性を持った子どもが多い。一人ひとりが一番輝く方法を見つけてあげたい」と話している。
午後6時開演(5時30分開場)。入場無料。チラシについているチケットに必要事項を記入し、当日持参。問い合わせは同実行委ホームページ「ふじさわ市民ミュージカル」で検索。
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