冬至に、ゆず湯のプレゼントを-。鎌倉中央ロータリークラブ(石原新一会長)では、クラブの奉仕活動の一環として、鎌倉市内5カ所の福祉センターへ、ゆずを届けた。
この活動は2005年から始まったもので今年で6回目を迎える。
先月21日には、笛田教養センターで寄贈式を開催。同ロータリークラブの会員たちに、(社福)鎌倉市社会福祉協議会、市の関係者らが出席した。同クラブによれば、ゆずは小田原産の「鬼ゆず」という品種で、一般のものより、皮が厚く、一回りほど大きめ。
冬至には古来より、ゆず湯に入る習慣がある。ゆずは血行促進効果が高く、ゆず湯にすると身体が温まり、あかぎれや風邪の予防になるとされ、また、美肌効果もあるといわている。
石原会長は「6回目を迎え、毎年楽しみにされている高齢者の方もいらっしゃるのは嬉しいこと。これからも継続していきたい」と話した。また会員たちは「笛田だけでなく、5つのセンターすべてをまわり、ご挨拶できるように」と今後の抱負を語った。
市社会福祉協議会の梅澤淑弼会長は「今の時代、ともすれば忘れがちな季節感に、ゆず湯の厚意はとてもありがたい。利用者の健康増進につながれば」と話す。
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