鎌倉版 掲載号:2011年1月7日号
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2009年から活動を再開、新アルバムリリースに向け活動する歌手 豊島 たづみさん 浄明寺在住 56歳

曲づくりはキッチンで

 ○…1977年に「ひとあしお先に」(詞曲・つのだ☆ひろ)でデビュー。「二年間は鳴かず飛ばずだった」が、79年の「とまどいトワイライト」(詞曲・宇崎竜童・阿木燿子)がヒットする。その後もアルバムを発表していくが、82年に子育てのため活動を休止した。

 ○…20年以上を経て人前で歌ったのが、07年のこと。鎌倉市内のギャラリー「楓」で久しぶりにライブを開いた。「その時は再デビューの気持ちなんてなかったけれど、みんなが褒めてくれて、もう1回、本格的にやってみようかなと」。そして一昨年、25年ぶりのアルバム「キッチンから愛をこめて」をリリースした。現在はひと月に一度のペースでライブを行っている。

 ○…14歳の時からギターを片手に自分で歌を作り、歌ってきた。休止中もギターと音楽から離れることはなかったという。「誰に聞かせるでもなく、子どもの誕生日やイベントがあると、作っては歌っていた」。子育てや家事で忙しい時期は「音楽に触れられる5分が愛おしかった」と話す。

 ○…今は子どもたちも成人し、自分の時間を持てるように。「15時間ずっとギターを弾いているときもある」と、寝食を忘れるほど「音楽に飢えている」と笑う。「若い時より今の方が音楽をやっていて楽しい。昔はただ歌えばいいなんて考えていて甘かった。年をとると多角的に物事を見られるようになり、一曲一曲が大切に思える」。実は活動を休止する際も「そんなに抵抗はなかった」と言う。「ヒット曲が自分の作った曲ではないこと」に、複雑な気持ちもあったようだ。

 ○…今は台所で歌を作ることが多く、自らを”キッチンシンガー”と呼ぶ。時にはギターを後ろに背負いフライパンを振ることも。「やりたいことが一杯ある」と、一日一曲覚えることが日課のようだ。「10時間くらいかかるけれど」と笑うが、”キッチンシンガー”は新人歌手のようにいつまでも若々しい。
 

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