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鎌倉版 公開:2011年1月28日 エリアトップへ

商連の新春講演会 日々の追求がサービス向上に 新幹線のカリスマ販売員が講演

経済

公開:2011年1月28日

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「プラスαの工夫で得した気分を」と齋藤さん
「プラスαの工夫で得した気分を」と齋藤さん

 新春恒例の鎌倉市商店街連合会(奴田不二夫会長)「新春講演会」が今月20日、鎌倉パークホテルで開催された。講師には、山形新幹線の「カリスマ車内販売員」として多数メディアで取り上げられている齋藤泉さん(日本レストランエンタプライズ)を迎えた。

 齋藤さんは、短大在学中の1992年に、アルバイトとして開通まもない山形新幹線の車内販売員に。その後、メキメキと頭角を現し、東京と山形・新庄間の3時間半に乗客400人に対して片道187個の駅弁を販売した記録を持つ。現在もアルバイト契約のままアドバイザーという役職でサービスの向上と後輩の育成に努めている。

 「お客様とは特別な一瞬の出会い」と話し、いかに心地よく過ごしてもらうかを、「とことん考えて実践する」のが齋藤さんのスタイル。そのため、齋藤さんは毎日、以下の5つの習慣を欠かさないという。

 【1】天候から街を行き交う人の服装など、社会のあらゆる物事に目を向け、その日の乗客の「予測」を立てる【2】予測に基づき弁当や飲料などの荷台の載せ方を考えて準備【3】乗客の位置や特徴をしっかり確認【4】予測の修正【5】仕事の振り返り。

 齋藤さんは「どんな仕事も、長く従事すれば慣れるとともに、要領を得ることはできる。しかし、毎日同じことをやっているだけではダメ」として、より良いサービスを日々追求する努力の大切さを指摘した。

 また、「何ができるか、わずかな工夫をやりつくす。気づいていながら、行動しないことが一番良くない」と、後輩への指導のエピソードを交えながら語った。

 最後に「要するに人生の多くの時間を費やす『仕事』を楽しめないのは実にもったいない」として、自身の仕事観を語った。
 

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