北鎌倉の住人たちによる手作り品が販売される「北鎌倉 匠の市」が、今月2日と3日の2日間にわたり、円覚寺・東慶寺・浄智寺の各参道で行われた。
「もの・ひと・出会い・ふれあい」をテーマに、毎年春と秋に開催されており、アクセサリーや小物、野菜やケーキなど数多くの品が並んだ。
会場では、5カ所に募金箱を設け、東日本大震災の義援金も受付け。募金をした人には、主催の北鎌倉まちづくり協議会メンバーの尾形光俊さんが、一つひとつ手作りした千代紙の小箱をプレゼントした。
市の売り上げの一部や、同時開催された寺社での音楽演奏イベント「お寺deコンサート」の収益金も、被災者支援にあてられる予定。実行委事務局の斉藤博子さんは「主催者や来場者の皆様から寄せられた善意を大切にしたい」と話す。
また、閑散期の北鎌倉をもりあげようと企画された「吊るし飾り試作展」も、東慶寺そばの「陶芸館」で開催され、多くの来場者でにぎわいを見せた。飾りはすべて手作り。「新たな北鎌倉の魅力アップにつながれば」と同館。今年は、震災の影響や桜の開花の遅れなどから、人出は例年より若干少なめだったという。
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