第17回統一地方選の県知事選と県議会議員選が今月10日に行われた。県議選において定数2に対し4人が立候補した鎌倉市選挙区では、現職の中村省司氏(自民)がトップ当選し、8期目を決めた。初挑戦の元市議、早稲田夕季氏(民主)も接戦を制し議席を確保した(表参照)。
上位3人がわずか1100票差の激戦となった今回の選挙。現職と元市議に挑んだみんなの党新人の河村琢磨氏は、追い風を受けるも、わずか381票差に涙をのんだ。一方、逆風の中の選挙戦となった民主の早稲田氏は、市議トップ当選の実力を発揮、支持層を固めたようだ。
当選を決めた中村氏は8期目に向け「国・県・市をつなぎ防災対策に取り組む。また議会改革を進めるとともに、新知事をしっかりサポートしていく」と意気込みを語った。早稲田氏は「これからがスタート。まずは県として被災地復興に取り組みたい」と話した。
市の投票率は、県議および知事選ともに前回より3・8ポイント低く(県議選)45・06%、(知事選)45・11%だった。
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