大船警察署では、小学新1年生の防犯意識を高めようと管内7つの子どもの家で、順次「防犯教室」を開催している。第1回が今月8日に玉縄青少年会館内の子どもの家で行われ、放課後を同所で過ごす10人の児童が参加した。
大船署のスクールサポーターが、紙芝居やDVDを使い、知らない人に声をかけられた時の対応などを説明。「絶対についていってはいけません」という警察の説明に、子どもたちは「は〜い」と元気よく返事をしていた。
紙芝居では、「おおだこ」という標語をタコのイラストとともに示し、「おうちのひとにいってきます」「おともだちとあそぼうね」「だまされて、ついていかない」「こわくなったらおおごえで」の4つの約束も分りやすく解説していた。
新1年生に市教育委員会から配付された「防犯ブザー」の使い方訓練の実施も。市の防犯アドバイザー2人が不審者役となり、ランドセルを背負った児童を後ろから追いかけ、その状況で逃げながらブザーを鳴らすという内容。
子どもたちは、はしゃぎながら教室を全力疾走。ランドセルに付けたブザー位置の確認や鳴らし方など、訓練を通して学んだようだ。
一緒に通学路の確認を
同署では保護者に対して犯罪から子どもを守るために、一緒に通学路や周辺の危険な場所、いざという時に逃げ込める場所を確認するように呼びかけている。子どもの外出時には、行き先を確認することや一人では遊ばない等のルールづくり、また交通事故に遭わないためにも、安全な道路の横断方法を教えることも重要としている。
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