大仏殿高徳院 晴天の下、大仏に献茶 第43回慈善茶会開催、被災地への祈りも
今月14日、大仏殿高徳院(市内長谷)で公益社団法人鎌倉青年会議所主催の第43回「慈善茶会」が開催された。今年も裏千家今日庵の坐忘斎千宗室家元が招かれた。
献茶式の前に、東日本大震災の被災地へ参加者全員で黙祷。青年会議所の石井紀彦理事長は「被災地の復興を祈る」と挨拶した。
晴天の下、大仏前には松尾崇市長をはじめ、青年会議所や茶道関係者ら多数参列。僧侶による法要が終わると坐忘斎千宗室家元が献茶を始めた。厳かな雰囲気の中、式は粛々と進められた。境内には各種茶席が用意され、来場者を楽しませた。鎌倉の魅力を発信するブースもいくつか設けられ、海産物の紹介や被災地支援の報告なども行われた。
青年会議所創立5周年の記念事業として始まった慈善茶会。43回目を迎える今回のテーマは「愛する心をつなぐ」。慈善茶会を通して鎌倉の魅力を発信し、地域の人々が、自らが暮らす鎌倉に、より一層の愛着を感じられる機会にすることを目的とした。
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