神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鎌倉版 公開:2011年6月10日 エリアトップへ

鎌倉清酒研究会 「東北の酒を味わって」 被災地の地酒を取り揃え支援

文化

公開:2011年6月10日

  • X
  • LINE
  • hatena
貴重な東北の銘酒がズラリ
貴重な東北の銘酒がズラリ

 東北の酒を飲んで、被災地の支援に―。日本酒の愛好家たちによるグループ「鎌倉清酒研究会」(浅野晴道会長)が、今月4日「初夏酒の会」を行った。

 「鎌倉清酒研究会」は、「日本酒の素晴らしさを広めたい」と小町通りの焼き鳥店「鉄砲串」を会合場所に、20年以上にわたり活動を続けている。

 年に2回、決まって2月と6月の第一土曜日に例会を開催しており、今回は「東日本大震災で被害の大きかった東北を、鎌倉から少しでも応援したい」との気持ちから、東北の地酒が多く取り揃えられた。

 会場となった鎌倉パークホテルには、酒好きの会員が取り揃えた「日高見(宮城)」「浦霞(宮城)」「会津中将(福島)」「あぶくま(福島)」「南部美人(岩手)」「菊の司(岩手)」など50種が並んだ。

 同研究会メンバーの榎本宏之さんは今回について「東北には良い酒造がたくさんある。多くの人にうまい酒を味わってもらいたかった」と開催意義を語る。

 例会には毎回、市内や近隣市を中心に東京都や千葉県、埼玉県など県外からの参加者も多く訪れ、遠くは福岡県から駆けつける人もいるほど人気を博す。

 今回も各地から約300人の「酒好き」たちが集まり、心ゆくまで美酒の数々を飲み比べた。ホテルの料理もシェフが工夫を凝らし、笹かまぼこや東北ねぎといった、ご当地県産の食材がふんだんに使われたメニューが用意された。

 募金箱を設置するなど、被災地支援も実施。集まった寄付金は、現地の蔵元や酒造組合といった、日本酒関連の団体などに寄付される予定。
 

鎌倉版のローカルニュース最新6

新校名は「鎌倉国際文理」

新校名は「鎌倉国際文理」

鎌倉女子大学中・高等部

4月26日

宿泊施設へ手荷物配送再開

市観光協会

宿泊施設へ手荷物配送再開

4月26日

沿線人気商品など約100点の通販開始

五輪のレガシー、鎌倉へ

五輪のレガシー、鎌倉へ

あさがおプロジェクト

4月25日

「モノレール車内に不審者」

「モノレール車内に不審者」

営業列車で初の対応訓練

4月24日

生誕90年、妻が語る小説家井上ひさし

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月22日0:00更新

  • 8月20日0:00更新

  • 7月16日0:00更新

鎌倉版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook