鎌倉版 掲載号:2011年6月17日号
  • googleplus
  • LINE

地域とデイサービス事業者との橋渡しをした「今泉台すけっと会」代表 伊藤 二郎さん 今泉台在住 76歳

地域一体の介護に尽力

 ○…「どんな些細なことでも、困った人を助ける」。そんな思いで発足以来活動してきたのが「今泉台すけっと会」だ。来月、同地区商店街に開設するデイサービス事業所と、地域との橋渡し役を担った。

 ○…3、4年ほど前に、「かまくら認知症ケア研究会」の勉強会で同会の稲田秀樹代表と知り合う。「前向きに取り組む彼の姿勢に感銘を受けた」と、当時を振り返った。そして昨年末、稲田さんから「新たにデイサービス事業を検討している」と聞き、すぐに声をかけた。地域に根ざした「すけっと会」のネットワークが大きな役割を果たし、トントン拍子に進む。テナントの大家さんとも意気投合、年内に場所が決定したという。

 ○…すけっと会は、発足12年目で、約50人のメンバーは30代から80代と幅広い。発足のきっかけは、仕事をリタイアしてすぐに参加した、男性のための介護教室だった。「大変さを痛感。介護する側も助けなければ」と活動にのめりこんだ。それまでは、会社人間で地域のことはさっぱり。地域の力を借りたいと、主婦層に多数参加してもらった。「まずは、自分たちを知ってもらうこと」として、当初は運営委員全員の名前、電話番号、住所などを公開、そうすることで地域に浸透していったという。

 ○…京都府出身で京都大学卒業後、大手商社の日商岩井(当時)へ。「鉱山を探していました」。50歳を過ぎ、インターネットサービスの先駆けニフティへ。副社長を務め定年後は、地域に入った。「まったく抵抗なかったですね」と笑う。今では、地元男声合唱団に参加、コーラスも趣味に。

 ○…今泉台の高齢化率は40%。10年後には、どこも同じ状況になるという。「だからこそ、地域で一体感を持った『介護』のシステムを実現したい」と語気を強めた。現在の介護の現状を「もっとオープンにして実態を知ってもらうべき。そうすればみんなに問題意識が芽ばえる」と指摘した。
 

鎌倉版の人物風土記最新6件

吉井 瑞穂さん

オーボエ奏者でコンサートシリーズ「レゾナンス『鎌倉の響き』」を主催する

吉井 瑞穂さん

3月16日号

藤田 萌子さん

「神奈川県警察逮捕術大会」女子個人戦で優勝した

藤田 萌子さん

3月9日号

小岩 裕一さん

鎌倉宮の宮司を務める

小岩 裕一さん

3月2日号

近藤 奎五さん

今年で第10回を迎えた鎌倉子供囲碁大会の実行委員長

近藤 奎五さん

2月23日号

檜本 利夫さん

腰越まちづくり市民懇話会の会長を務める

檜本 利夫さん

2月16日号

谷山 綾子さん

低出生体重児向けの肌着を企画、販売している

谷山 綾子さん

2月9日号

鎌倉版の関連リンク

あっとほーむデスク

鎌倉版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

光明寺で恒例の観桜会

光明寺で恒例の観桜会

フリマ 抹茶席 山門公開も

3月31日~4月1日

鎌倉版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

鎌倉版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2018年3月16日号

お問い合わせ

外部リンク