鎌倉市川喜多映画記念館(市内雪ノ下)で、企画展「グラフィックデザイナー 野口久光の仕事」が開催中だ。8月28日(日)まで。
野口久光は、ヨーロッパ映画の全盛期に多くの輸入配給ポスターを手がけ、現在のポスターデザインへ続くグラフィックデザインの先駆者ともされる人物。企画展では、「旅情」「第三の男」「大人は判ってくれない」「禁じられた遊び」など多数のポスター作品を展示。映画だけでなくレコードや雑誌表紙も交え、音楽評論家としても活躍した野口久光の世界を幅広く紹介する。
会期中には、講演会も予定。7月16日(土)には元東和プロモーションの小池晃さんを招き「映画宣伝ポスターの名手〜映画に魅せられた男」を、8月6日(土)にはグラフィックデザイナーの小笠原正勝さんを招き、「”街角の芸術”〜ポスターと映画の幸せな関係」を、同20日には編集者で映画評論家の高崎俊夫さんを招き「ジャズ、ミュージカル映画の伝道師 野口久光」を予定している。それぞれ午後2時から(聴講800円)。
企画展観覧料は200円(小中学生100円)月曜休館午前9時から午後5時まで。問【電話】0467(23)2500・同館
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