今月9日から11日の3日間、「鎌倉祇園大町まつり」が行われた。大町にある八雲神社を中心に、市内大町の町内各地を神輿が練り歩き、盛り上がりを見せた。地域の平和と繁栄を祈願する祭で、夏の恒例行事となっている。
大町まつりの起源は平安時代にさかのぼる。平安時代後期の武士、新羅三郎義光が、鎌倉の住民を悪疫から救うため京都の祇園社に参り、難を逃れたことに由来する。これを記念し、八雲神社では毎年7月の第2土曜日に例大祭を行っている。大町の町内では3日間、「神輿ぶり」や「三ツ目」と呼ばれる盆踊り、くじの大会で賑わいを見せた。
神輿の担ぎ手は「白だこ」という白いはき物や、烏帽子などを着用する。その姿は「白丁烏帽子」と呼ばれ、夏の町内に厳かな空気をもたらしていた。
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