鎌倉版 掲載号:2011年8月26日号
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鎌倉邸園文化クリエイションの事務局を務める 稲田 明子さん 稲村ガ崎在住 70歳

邸園の魅力を守る

 ○…湘南各地にある邸園を舞台として様々なイベントが開催される「湘南邸園文化祭2011」の企画の1つ、「防災と復興をめざす集い」が9月2日(金)に「かいひん荘鎌倉」(由比ガ浜4丁目)で行われる。関東大震災から復興した地域の記憶を、津波で瓦礫の山となった鎌倉の海岸線に早い段階で建てられた邸園を会場に、映像や講演で振り返る企画となっている。

 ○…長野県出身。早稲田大学卒業後は大手広告代理店に勤め、企画に携わった。結婚を期に退社し、稲村ガ崎に越してきたのは約40年前。専業主婦として2人の子どもを育て上げ、50代半ばに大学の校友会へ。これをきっかけに地域の活動に参加するようになった。

 ○…邸園との関わりは西御門にある村上邸の能舞台を利用した演奏会から。当初は校友会の親睦を目的に行われたこの演奏会は、持ち主の村上梅子さんの厚意によって邸宅を使用していた。会を重ねる内、村上さんから邸園の保存の相談を受けるようになり05年に「白梅会」を設立。「村上邸以外にも鎌倉にはたくさんの邸園がある。豊かな文化の歴史を感じられる場を保全するお手伝いができれば」と思い、鎌倉にある邸園全体へと活動の幅を広げ、08年に現在の名称に改めた。「働いていたときから企画するのが大好き」と話し、06年から行われている同文化祭で邸園に関する企画を手がけてきた。東日本大震災を受けて「関東大震災から復興を成し遂げた鎌倉・湘南から、エールを送りたい」と話し、発案者として今回の企画に情熱を注いでいる。

 ○…現在は夫と息子と3人暮らし。「イベントがあるときは家族ぐるみで協力してくれる」と仲の良さを話す。同団体の活動の他にも市人権・男女共同参画課の発行する「PASSPOR(パスポート)T」の編集にも携わり、地域で活躍する人を取材している。「鎌倉で暮らす幸せを地域に還元したい」と満面の笑みを見せた。
 

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