鎌倉市は今月17日、市が農産物のブランド化事業の一環として販売・配布している「鎌倉ブランド堆肥」について、1キログラムあたり364ベクレルの放射性セシウムが検出されたとして、すでに配布した約3万8千キログラムを回収すると発表した。検査は(社)日本海事検定協会の食品衛生分析センターが実施。
「鎌倉ブランド堆肥」は、市環境部が行っている植木剪定材堆肥化事業で作った堆肥に牛糞を混ぜ、発酵させた農家専用の堆肥。毎年2回、2月と7月に配布されている。
7月では、26日に堆肥の配布が行われており、同28日にも予定していたが、27日の農林水産省による堆肥施用の自粛要請を受けて、配布中止を決定した。
今回の測定結果は農水省が設定する、放射性セシウムを含む肥料の暫定許容値1キログラムあたり400ベクレルを下回る数値。
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