「『福祉』を身近なものとして一般の人たちにも広く知ってもらいたい」。そんな思いから始まった(社福)鎌倉市社会福祉協議会の「鎌倉福祉まつり」が、今年も9月4日(日)に、市福祉センター(市内御成町)を会場に行われる。バザーやステージなど毎年、多くの来場者で賑わいを見せる。収益金は障害者福祉施設などの活動資金にあてられる。
今回で31回目を数える「鎌倉福祉まつり」は、1981年の「国際障害者年」を契機に始まったイベントで、鎌倉市社会福祉協議会の主催。これに市内の地区社協や地域作業所、(社)鎌倉市シルバー人材センターなどが協力し、9月第1週の日曜日に、毎年行われている。
当日の会場には、各福祉グループのパネル展示による活動紹介のほか、器具を付けての高齢者体験、手話や点字のコーナーなどを用意。また、成年後見制度や在宅介護などの福祉や介護に関する悩みや相談に応じる窓口も特設され、介護士や社会福祉士が対応する。
そのほか、食べ物の模擬店も出店。また市民寄付により集められた雑貨、衣料品のバザーも予定する。収益金は例年、およそ100万円にのぼる。子ども服やおもちゃ、絵本販売の「子どもコーナー」も昨年に引き続き設置し、特設ステージでは、キッズダンスチームや、和太鼓の演奏、マジックを予定している。
今年は、被災地支援の一環として鎌倉市と市社協が災害復興支援のボランティアバスを派遣した宮城県山元町のTシャツ販売も企画。売上げは同町の復興支援に充てられる。「福祉まつり」は午前10時から午後2時まで(公共交通機関での来場を)。雨天決行。
問い合わせは【電話】0467(23)1075市社協地域福祉係へ。
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