漫画家の安野モヨコさんが描く「オチビサン」の第4巻刊行(8月19日・朝日新聞社)を記念して先月26日から3日間、鎌倉市役所前の「ギャラリーヨコ」で原画などの展示会が行われた。主催は、手ぬぐいなどオチビサンのキャラクターグッズを販売する(株)グラウンドワークス(東京都杉並区)。会場は、女性を中心に来場者でにぎわった。
「オチビサン」は、朝日新聞に毎週月曜日連載の作品で鎌倉が舞台。主人公の男の子、オチビサンをはじめ「ナゼニ」や「パンくい」などの愛嬌ある仲間の日常生活を描いている。作者の安野さんが市内在住ということもあり、鎌倉で初めての開催となった。
会場には、鶴岡八幡宮の倒れた大銀杏をテーマにした原画や、由比ガ浜海岸を取り上げた内容など、鎌倉にゆかりのある作品も多数並んだ。また、同作品はすべて版画のように色別に着色する「ポショワール技法」が用いられており、その技法の紹介コーナーも。都内から訪れた女性は「とても細かな作業でビックリした」と驚いていた。
鎌倉版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
鎌倉山かるた会 大会で躍進中4月19日 |