鎌倉市が2年がかりで整備してきた大船駅西口の歩行者デッキが、今月1日から通行可能になった。
このデッキは、中央改札に直結しており、西口から藤沢方面へ柏尾川に沿って延び、川をまたぐ形で右折した形状となっている。また、2カ所のエレベーターが利用できる。
歩行可能に伴い9月末までに西口下の売店前と、以前すかいらーくが角にあった新富岡橋交差点の横断歩道が撤去されるなど、歩行者の動線が変更されることになった。
すかいらーく跡地の「西口交通広場」(バスターミナルや駐輪場)の整備は、9月末に完成予定で、地下の駐輪場(約1千台・有料)は24時間の開設。10月以降は、歩行者と車両の分離がはかられ、課題となっていた西口周辺の渋滞緩和および歩行安全の確保が期待されている。
登下校で多数の生徒が西口を利用する栄光学園および清泉女学院では、バスターミナルが本格運用される10月以降に期待しているのが現状。歩行者デッキだけでなく、駅と学校を結ぶバス運行の拠点となるバスターミナルが機能して初めて、西口整備のメリットがはかられることになりそうだ。
事業費は、歩行者デッキが約14億6700万円(09年3月〜11年9月)、交通広場(バスターミナル等)が約4億9千万円(10年3月〜11年9月)。
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