鎌倉版 掲載号:2011年10月28日号
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児童精神医学の杉山教授 里親の有用性訴える 県大会の基調講演で

壇上で語る杉山教授
壇上で語る杉山教授

 里親制度への理解と関心を深めるため「子育て研修会・いまだからこそ、こどもたちを守りたい」が今月22日、鎌倉生涯学習センターで行われた。

 その中で、児童青年医学が専門の杉山登志郎浜松医科大特任教授は「発達障害と子ども虐待」をテーマに講演を行った。杉山教授は「虐待を受ける子の約半数は発達障害を持ち、虐待によって症状が悪化したり、自閉症などを発症したりする」と実例を挙げて説明した。一方、児童養護施設の集団での養育は子どもたち一人ひとりにケアが行き届かず「トラウマを抱えた子の集団の中には、虐待の連鎖が現実に起こっている」と調査内容を発表し、里親養育の有用性を語った。

 また「愛着を抱ける大人に養育してもらうことで子どもも虐待の障害から立ち直りやすくなる」と話した。

 同会は10月の里親月間に合わせて「神奈川県里親大会」として毎年県内の里親会が合同で開催しており、今年で24回目。会は基調講演と交流や勉強を目的とした分科会の2部構成で、約300人が参加した。

 同大会実行委員は「市民の人に親しみを持って欲しい」と、今回より会の名称を大会から研修会に変更。広報活動にも力を入れ、関係者以外の一般参加者は43人の過去最多となった。

 (財)全国里親会の星野崇さんは「里親は子どもたちのちょっとした手助け。偏見をなくしてみんなで支えて育てていくのが大切」と話した。
 

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