松尾崇鎌倉市長は、来年10月の市長選挙と４月の市議会議員選挙の同日実施を目指し、先月24日、国に「規制改革の提案」を申請した。ダブル選挙は、経費節減や投票率向上を目的としており、松尾市長の選挙公約の一つ。一昨年7月にも同様の申請をしたが認められていない。
公職選挙法では、市長が市議選（来年４月）に合わせて退職し、同日選挙で再選した場合でも、任期満了（同10月）に伴い再度、選挙を行わなければならない。松尾市長は、市長任期の起算日を選挙日とする特例措置を求めている（カッコ内日程は鎌倉市）。市経営企画課によると、同日選挙を実施すると約３千万円の経費節減になるという。
今申請は、松尾市長と同様の公約を掲げる埼玉県所沢市の藤本正人市長と共同で提出した。
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