鎌倉の世界文化遺産登録に向けて、神奈川県・鎌倉市・逗子市・横浜市の4県市はホームページ「武家の古都・鎌倉(【URL】http://www.bukenokoto-kamakura.com/)」を今月6日に新たに開設した。推薦書の内容紹介や英語対応を行い、内容・デザインともに一新した。
鎌倉の世界遺産登録に向けた取り組みを発信するホームページは、鎌倉市と湘南工科大学が共同制作したものと、市民らで構成される鎌倉世界遺産登録推進協議会によるものとの2つがあった。市と湘工大によるホームページには、世界遺産に登録する意義や市民憲章などの文面が並び、外国語対応はされていなかった。
昨年9月に文化庁による推薦内定の際に、同ホームページのヒット数が急増。これを受け、市世界遺産登録推進担当は広報活動の一環として、4県市共同での新たなホームページ開設に向けて動き出した。
今回、新しくなったポイントは推薦書の内容紹介と、英語対応の2つ。一般公開されていない推薦書の内容を、多くの人に理解してもらおうと「世界遺産としての価値」や「神社・寺院」など項目ごとに分けて掲載。推薦されている資産の配置が分かる地図や「用語解説」のページも設け、初心者にも分かりやすいように配慮したという。また、今回写真を新たに追加し、全体で50枚以上を使用。トップ画面には流鏑馬や寺社の画像6点が表示される。市民だけでなく観光客や外国人にも古都鎌倉をイメージしやすいデザインを目指した。
同ページは日本コムシス(株)(東京都品川区)が制作、以後湘工大の学生が更新する。また、携帯電話やスマートフォンからも同じ情報が得られる「歩いて巡ろう武家の古都・鎌倉(【URL】http://www.f-museum.com/)」も開設。登録に向けた今後の流れやお知らせはトップページと「登録をめざして」のページから確認できる。
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