鎌倉版 掲載号:2012年4月20日号
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ホノルルのフィルムアワード ハワイ日系人史の映画に賞 市内在住の松元さん制作

社会

「日系人の歴史を知って欲しい」と松元さん
「日系人の歴史を知って欲しい」と松元さん

 市内山ノ内在住の映像プロデューサー、松元裕之さん(47)が制作したドキュメンタリー映画「Go for Broke!ハワイ日系二世の記憶」がこのほど、ホノルルフィルム賞の「ハワイ・フィルム」部門で最高賞を受賞した。5月5日(土)には、ホノルル市で授賞式が行われる。

 この映画は、ハワイへの移民の歴史を追った内容。第2次世界大戦で欧州の戦地に赴いた日系人部隊「第442連隊」に所属した、日系2世27人のインタビューを中心に構成している。

 時間は98分で、インタビューは、ありのままの体験を出して欲しいと口述記録となっている。2世の平均年齢は90歳で、2009年の制作開始以降、映画の完成を待たずして死去した人もいるという。

 松元さんは「まずは2世の方々にこの映画を観てもらいたい」と、ハワイでの上映を計画している。

日系人の苦労の上に今

 映画制作のきっかけは、友人書家の遺志を継ぎマウイ島で開いた個展だった。準備段階において、日系人の協力を得るとともに「第442連隊」などの日系人の歴史を知ったという。これまであまり知られてこなかったハワイの日系人史に光を当てようと、映画化を決意した。

 企画から取材まで、制作作業のほとんどを一人で行い3年かけて完成させた。

 映画制作だけでなく、マウイ島の幼稚園「Kans(カンシャ)ha Preschool」の支援にも取り組む。同幼稚園は世代間交流を通して日系人の歴史や文化の継承を行っている。

 10年7月には、ハワイおよび海外の日系人への支援、また国内に向けた日系移民の広報啓発を目的にNPO法人「NAC-J」を設立、会員を募集している。

 松元さんは「ハワイが親日的であるのは、現地の日系人が苦労して日本人に対する信頼を醸成してくれたおかげ。彼らに対する敬意を込め、その歴史を知ってほしい」と話している。

 同映画の日本上映は、資金面で難しい状況という。資金面での協力も呼びかけている。【携帯電話】090・3501・1249松元さん。
 

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