競泳のロンドン五輪日本代表(男子平泳ぎ100m・200m)に選ばれた立石諒選手が今月8日、母校の湘南工科大学附属高等学校(藤沢市)で行われた壮行会に出席した。初の夢舞台に向けて調整の日々。メダルへの期待はもちろん、五輪2大会連続金メダリスト・北島康介選手との日本人対決にも注目が集まる。
2011年の世界選手権までは筋力トレーニングを中心に体づくりをしていたが、タイムが伸び悩んだ。「フォームが良くなかった。一から見直して力に頼らない泳ぎに方向転換すると、記録もついてきた」という。
この4年間は、競技環境が整わず苦労した時期も。「いろいろ経験したことで、本当の意味で『感謝』ができるようになった。たくさんの支えが競技のモチベーションにもなっています」。横断幕を掲げるなどして応援する地元のエールも大きな力になっている。
最大のライバル北島選手を「大舞台にピークを持ってくる技術が世界一。勉強になる」と評する。一方で「小さい頃からの憧れであり、目標。だからこそ倒したい相手」と闘志を見せることも忘れない。「(北島)康介さんとの勝負でメダルの色も決まってくるはず。出場だけで満足せず、結果を出したい」と力強く語った。
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