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林間病院だより【3】 認知症について 症状や介護の取り組み
高齢化により増加傾向にある認知症について大山育男副院長に聞いた。
―症状を教えてください。
物忘れ、判断力の低下が見られ、治療は退行を防ぐことに主眼を置きます。また不眠、妄想、意欲低下などを伴う場合もあり、これらは薬で軽減できることも多いです。
―両親や祖父母の認知症が心配な場合、どうすれば。
認知症の専門診療科は精神科です。認知症の多くは本人に自覚がないので、家族など周りの人の情報が重要。進行すると介護負担が大きくなり、家族だけでは困難なので、介護保険を活用するのがよいでしょう。
―なぜ介護保険。
ヘルパーさんなどのサービスを受けることができ、介護者の負担軽減にもつながるからです。認知症を患い、記憶力や思考力が衰えても感情は伝わります。介護者のイライラは、認知症の方にとってもよくありません。介護する人も気分転換が大切です。
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