重症心身障害児施設「小さき花の園」と県立鎌倉高校ボランティア委員会が10月1日、合同で江ノ電鎌倉高校前駅で赤い羽根共同募金を行った。同日から始まった同募金運動に合わせて実施されたもので、今回で3回目となる。
ボランティア委員会の生徒8人と同施設利用者の居木陽太郎さん(21)は改札前と駅構内の2カ所で待機。駅利用者に対して、生徒は声をかけて、居木さんは同募金のキャラクター「希望くん」の人形をつけた腕を上げて、乗客に対して呼びかけを行った。同校の大坪直子教諭によると「高校が創立記念日休暇という事もあり、駅利用者はいつもより少なめ」と話すも、募金は総額1万1697円集めることができた。
参加した同委員会の安永小夏さん(2年)は「募金が集まってうれしかった」と感想を話した。また、同施設職員の野田敏さんは「高校生の体験学習から始まった今回の企画。『誰かの役に立ちたい』という居木さんの夢を叶える大事な機会でもあるので、これからも応援していきたい」と話した。
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