荏柄天神社の「絵筆塚祭」が10月13日と14日に執り行われ、今年も著名な漫画家たちによって奉納された約100灯の「まんが絵行灯」が境内を彩った。
14日には、出席した漫画家が揮毫した寄せ書と集められた古筆約500本の焼納が執り行われた。
テーマは学問の神様、菅原道真を祀る同天神ならではの「合格」。作品の内容は、試験通過を願うものから、「原発」や「橋下徹大阪市長」「オスプレイ」など時事ネタを題材にしたものまで幅広い。
揮毫したのは、同祭実行委員会の会長を務める小山賢太郎氏をはじめ、小島功氏、二階堂正宏氏、やなせたかし氏、安野百葉子氏など名立たるプロの漫画家約100人。
同祭は、かっぱの漫画を描き続け、荏柄天神社の境内奥に、奥多摩産の天然石を使った「かっぱ筆塚」を1971年に建立した漫画家、清水崑氏の遺志を継ぎ、横山隆一氏らの思いで1989年に始められた。
以来、日本漫画家協会の協賛により、著名な漫画家の作品が行灯として2日間にわたり境内に掲揚。鎌倉の新たな風物詩としても定着している。
鎌倉版のローカルニュース最新6件
|
台湾への募金箱設置4月19日 |
|
|
|
鎌倉山かるた会 大会で躍進中4月19日 |