東日本大震災の被災地から県内に避難している人たちの交流の催しが10月22日、建長寺(市内山ノ内)で行われた。
県内各所から集まった約120人は、市内の避難者らで組織されている団体「東北支援・鎌倉プロジェクト」のメンバー手作りの「東北支援弁当」などを食べながら、同郷との交流を楽しんだ。また、同寺の吉田正道管長による法話および、同寺内の見学も行われた。
内閣府の交付金を基に開設された「福島県県民活動支援基金」を活用して組織された「かながわ東日本大震災県内避難者支援ネットワーク」が行っている、県内避難者支援事業の一環で、これまでにも県内各所で交流会や弁護士による相談会などが開催されてきた。
同ネットワークの高松清美さん(68)は、「今は個人情報保護法のしがらみで、どこに誰が住んでいるのか分からない。交流会を通じて同じ町の人に会うのを楽しみに来る人も多い」と話した。
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