市消防本部が募集した防火ポスター作品の最優秀賞に、市立大船中学校3年生の小林香穂さんの作品が選ばれた。11月6日には同校で表彰が行われ、高橋卓消防長から小林さんに賞状が手渡された。
同企画は市民への防火普及啓発活動の一環で、今回で14回目。夏休み期間を利用して市内小・中学校に作品の募集を呼びかけたところ、小学校から56、中学校からは36の、合わせて92作品の応募があった。同本部では「厳正な審査の結果、16作品の入選を決定しました」としている。
「分かりやすい内容が良かった」と評価された作品について、小林さんは「自分を火から守ってくれる消火器を、堅苦しくないように表現したのがポイント」とし、「色の組み合わせに悩んだ」と話した。ポスターカラーを用いて制作された同作品は、構想から完成まで2週間ほどかかったという。
小学校高学年から夏休みの課題としてポスターの応募を続けてきた小林さんは、受賞について「こういう風に表彰されるのは初めて。うれしい」と感想を話している。
最優秀賞に選ばれた小林さんの作品は、来年3月の「春の火災予防運動」から2年間、火災予防PRとして市内各地で利用される。また、入選16作品は11月9日(金)から15日(木)の「秋の火災予防期間」において、鎌倉生涯学習センター(市内小町)で展示される。
鎌倉版のローカルニュース最新6件
|
台湾への募金箱設置4月19日 |
|
|
|
鎌倉山かるた会 大会で躍進中4月19日 |