小林署長（右）と大村防犯協会長
振り込め詐欺や儲け話を持ち掛ける利殖勧誘詐欺を防ごうと鎌倉警察署（小林茂署長）と鎌倉防犯協会（大村貞雄会長）は12月19日、源頼朝をモチーフにしたキャラクターをプリントしたカレンダーを発表した。自治町内会を通じて管内に配布している。同様のカレンダー作成は一昨年末に引き続き２回目。
Ｂ４判サイズで中央に神奈川県警ＯＢが描いた頼朝のイラスト。電話番号変更を口実に詐欺を働く事案が多いことから下部には、子息らの現在の番号をすぐに確認できるように、記入欄を設けている。
生活安全課の石井武課長は「手渡し型の手口が増えており、被害者は60歳以上が多い」と傾向を話す。同署管内では昨年12月19日現在で、いわゆるオレオレ詐欺が６件発生、被害総額は１５７０万円。一昨年比では14件減、被害額は４５９０万円減少している。
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