冬至はゆず湯でゆっくり。鎌倉中央ロータリークラブ(黒田和哉会長)は、季節感を大切にしようと昨年12月21日、市内老人福祉センターなど5カ所に、それぞれみかん箱1箱分相当のゆずを寄贈した。5月の菖蒲湯とともに同クラブの恒例行事。
当日、今泉さわやかセンター(今泉3)では授与式が行われ、クラブメンバーをはじめ市社会福祉協議会の職員、瀧澤由人副市長や市議会議員らも出席した。
老人福祉センターを運営する市社協の梅澤淑弼会長の代理で出席した金川剛文常務理事は今回の寄贈を受け「利用者の方々が毎年心待ちにしています」と感謝の意を述べた。また「このような日本の習慣を若い世代にもつなげていきたい」と話していた。
同センターでゆず湯の一番風呂に入った川村順一さん(82)は「運動したあとのゆず湯はとっても気持ちがいい。毎年楽しみにしています」と喜んでいた。
入浴待ちをしていた徳永啓祐さん(75)は「香りが良くて雰囲気がある。季節感があっていいですね」と話していた。
同クラブによるゆず寄贈は、地域の高齢者が季節を感じ、健康増進に寄与しようと当時の四十八願稔会長の発案で2005年から開始された。以降、毎年冬至には市内5センターのいずれかで授与式を行う。
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