玉縄を知る書籍 発行 歴史の会が編さん
玉縄地区の今昔をコラムでつづった「かまくら玉縄の歴史散歩」が「玉縄歴史の会」(山田三郎会長)より昨年12月に発行された。
同冊子は玉縄地区社会福祉協議会発行「玉縄地区社協だより」とASA大船中央の情報紙「プレッソ」で同会が連載していたコラムをまとめたもの。昨年10月、11月に行われた玉縄城築城500年祭に合わせて編さんが進められた。同会の関根肇さんは「祭には間に合わなかったが、あまり間が開かないうちに発行できて良かった」と話している。
A5判120ページにまとめられた同冊子は、写真や地形図、絵などをふんだんに使用し、大きい字でさまざまな世代の人が読みやすいような工夫がされている。築城500年を迎えた玉縄城や大船観音、フラワーセンター大船植物園の前身など玉縄地区のことを細かく知ることができる。
「子どもから大人まで楽しめるように作り上げた。玉縄城にまつわる歴史はあまり市民に知られていないので、これを基に勉強してもらえれば」と関根さんは話す。なお、社協だよりのコラムは現在も連載を続けている。
「玉縄の歴史散歩」はNPOセンター大船で、一部1千円で入手可能。購入などの問合わせは【電話】0467・42・0345同センターへ。
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