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鎌倉版 公開:2013年3月1日 エリアトップへ

40人前後による争いか 4月21日投開票市議選

公開:2013年3月1日

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 鎌倉市議会議員選挙は4月14日告示、21日に投開票が行われる。本紙のこれまでの取材で、定数26に現職・新人合わせて40人前後が立候補を検討しており、激戦の様相となっている。(2月27日起稿)

 現職で立候補しない意向を明らかにしているのは、いずれも神奈川ネットワーク運動・鎌倉の石川敦子氏(1期・50)、石川寿美氏(2期・54)、太田治代氏(1期・56)と現議長の伊東正博氏(5期・65)、日本共産党鎌倉市議会議員団の小田嶋敏浩氏(5期・52)。

 一方、本紙の取材に対し、以下の新人各氏が立候補の意向を明らかにしている。

 伊藤倫邦氏(69)は、市内今泉在住。御成小学校、第二中学校卒業。1967年に個人会社設立。73年、鎌倉産業(株)設立。85年、事業拡大により神奈川産業(株)に社名変更。暖炉やサウナなどの施工・販売を行っている。

 地域活性化の3本柱として、市役所庁舎の移転、台峰自然緑地の活用法の検討、交通渋滞緩和のためのJR横須賀線の地下化を掲げる。保守系の無所属。

 岩城善広氏(37)は、市内長谷在住。東北大学理学部卒業、同大学院理学研究科修了。NECでスマートフォンの企画・開発に携わる。市行政評価委員、保育士、気象予報士。市内少年サッカーチームのコーチなどを務める。

 行政評価委員の経験や、保育士、気象予報士の観点から、持続可能な社会、次世代の育成、安心・健康を重点政策として掲げる。無所属。

 岩田薫氏(60)は東京都出身。フリージャーナリストとして雑誌等で執筆活動を行い、著作も多数。1991年から軽井沢町議を1期務め、06年から鎌倉在住。

 「現在の議会はいたずらに対立し、課題に向き合っていない」として議会の刷新を掲げる。反原発や開発に一定の規制を設ける条例の制定などによる環境保護、透明度の高い公開入札制度や外部評価の導入による財政健全化等を訴える。

 上江洲愼氏(30)は沖縄県出身。早稲田大学在学中から地域教育プロジェクト「鎌倉てらこや」に参画し、現在は同法人の事務局長。

 「議会と行政と現場をつなぎ、現場だけで変えられない課題に取り組みたい」として、中学校への給食導入や待機児童の解消など地域教育の環境整備を掲げる。また大学生をはじめとした若者の「政治参加のきっかけ作りをしたい」とする。松尾崇市長が推薦。

 小野田康成氏(50)は、市内台在住。山崎小学校、玉縄中学校、鎌倉学園高校、福島大学経済学部卒業。JA横浜、平塚学園高校教諭などを経て、現在は会社経営。

 議員定数削減、諸手当の見直しによる行政改革、無駄の削減で得た予算での教育・福祉の充実、緊急時の備えの見直しと信頼性の高い情報網の構築による安全・安心のまちづくりを目指す。松尾崇市長が推薦。

 竹田ゆかり氏(64)は、千葉市や横須賀市の小中学校を経て1988年から市内4つの小学校で教鞭をとり、定年退職後の09年11月に教育相談ボランティア「ゆずり葉」を設立した。

 「教育現場は社会の縮図。教員生活を通じて見えた鎌倉の課題の解決に経験を活かしたい」として、教育を中心に福祉、平和、環境などの問題に取り組む、としている。連合神奈川推薦、社民党支持。

 角田晶生氏(32)は、市内小袋谷在住。山崎小学校、大船中学校、大船工業技術高校機械科卒業。元海上自衛官。フリーライター。笹竜党代表。鎌倉の教育を考える会代表。NPO法人こども大学かまくら会員、鎌倉ガーディアンズ、チームサムライメンバー。

 国語や歴史、郷土など次世代育成のための教育再生や、地域の絆を取り戻すこと、防災・防犯体制の強化などを訴える。

 冨谷由明氏(48)は、大船在住。旅行会社、障害者施設で勤務した。政治学校で4年間勉強。現在、慶応義塾大学法学部(通信制)に在学中。鎌倉ガーディアンズメンバー。

 街並み・景観保全のため看板、ガードレールなどを規制、市民生活基盤安定に、NPOやボランティア、ソーシャルビジネスを利用した「見守り型コミュニティ」の強化、「第6次産業」の強化などを訴える。無所属。

 永田磨梨奈氏(30)は、市内七里ヶ浜在住。鎌倉高校、フェリス女学院大学を卒業後、フリーアナウンサーとしてテレビ、ラジオ等に出演している。04年度にはミス鎌倉を務めた。

 子育て環境の整備や民間活力によるまちづくりの推進を掲げる。「メディアに携わった経験を活かし、情報発信型の議員に」として若者の政治参加を促し、政策に取り入れたい、とする。松尾崇市長が推薦。

 蓮見洋平氏(35)は市内西御門在住。障害者支援員として7年間勤務。その後市民活動に力を入れ、震災後の宮城県女川町で「女川カレー」を基盤とした経済復興支援に携わっている。NPO法人鎌倉市市民活動センター運営会議の理事。

 「2050年から考える地域循環型社会」を掲げる。防災、福祉、エネルギー問題に取り組み、市民参加型の市政を目指す、としている。松尾崇市長が推薦。

 日向慎吾氏(29)は市内腰越在住。鎌倉高校、日本大学文理学部を卒業後、IT企業でソフトウェア開発などに携わってきた。

 「市民が市政や議員に関する情報に触れる機会が少ない」として、情報公開を徹底するとともにネット等を活用し市民の声を反映させる仕組み作りを目指す。また古民家などの資産を活かした企業誘致やまちづくりに取り組むとしている。松尾崇市長が推薦。
 

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