復興支援に携わる市民団体は、NPOセンター鎌倉によると市内だけで50団体近くあるという。その活動内容はがれき撤去や義援金送付、避難者支援とさまざまで、昨年の3月には個々に追悼や支援のイベントを実施していた。
震災発生から1年が過ぎ、「かさぼネット」をはじめ、支援団体同士の情報交換が盛んになる中で、「ばらばらにイベントを開催していては市民が参加しにくいのではないか」との意見が出るように。そこで今年に入って「七里ガ浜発七ヶ浜復興支援隊」の中里成光代表が声掛けを行い、15以上の団体が連携しイベントを実施する運びとなった。
物産展から活動報告まで
「心をひとつに・つなげようみちのくの未来へ」=写真上=と題した同イベントは市役所駐車場を会場に、3月10日(日)の午前10時から午後3時まで。雨天決行、荒天中止。
オープニングには横浜国大附属鎌倉中学校と、清泉女学院音楽部が合唱を披露する。
会場には「買う」「食す」「語り合う」「伝える」の4つのブースを設置。東北物産展や女川カレーなど食品の提供、座談会、活動報告、震災写真の展示などを予定している。収益は「鎌倉市東日本大震災被災者救援募金」に寄付される。問合せは【携帯電話】090・3407・8699中里さんへ。
東日本大震災発生から2年経過するに当たり、市内各地でイベントが予定されている。宗教団体は宗旨や宗派を超えた追悼の催しを今年も企画。市民団体は、初めて15以上の団体が連携して「3・11ALL鎌倉実行委員会」を結成し、市役所駐車場で物産展や活動報告を行う。
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