春季全国火災予防運動に伴う消防総合訓練が3月1日、湘南鎌倉総合病院(市内岡本)で行われた。
これは市民の防災、防火意識を高めようと市消防本部が実施したもの。緊急地震速報の発表直後に震度6強の大地震が発生し、病院6階の電気設備から出火したという想定で訓練が始まった。出火と同時に病院の自衛消防組織が避難と初期消火を実施。その後、市内の消防部隊をはじめ、応援協定を結んでいる藤沢市救助隊の救急車両などが現場に到着。はしご車による人員の救助や放水など、実際の災害を想定した緊迫感のある訓練が実施された。
大船消防署の原田健一副署長は「病院でこうした大規模な訓練を実施するのは難しく、よい訓練ができた。病院側もこの経験を今後の防災活動に役立ててもらえれば」と話していた。
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