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鎌倉版 公開:2013年3月22日 エリアトップへ

三日会 和歌と楽しむ散策マップ 大船植物園で配布中

文化

公開:2013年3月22日

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1番目の歌碑は「槐(えんじゅ)」
1番目の歌碑は「槐(えんじゅ)」

 鎌倉三日会(加藤正会長)は、戦後すぐに発足した市民による政策提言団体で、現在100人ほどの会員が所属している。

 今回の企画は2012年に同会が60周年を迎えるにあたり、記念事業として計画された。鎌倉幕府3代将軍の源実朝の和歌が収録されている「金槐和歌集」が13年に編さん800年を迎えることから、それにちなんだ歌碑をフラワーセンターに設置しようと企画。4年前から同センターと交渉を行い、以前から交流があり、重複する会員も多い古都鎌倉を愛する会(中村公司会長)と共同で昨年夏に33種類の植物それぞれに歌碑を設置した。

 歌碑はA4サイズのプラスチック製で、深緑色。和歌は全て金槐和歌集からの出典で、植物の和名とともに一首が記載されている。

 このほど完成したマップは、歌碑を巡りながら園内の散策を楽しんでもらおうと作成したもの。

 大きさはA3サイズで、イラストは三日会所属で漫画家の小山賢太郎さんが担当し、2千部を贈呈した。現在、フラワーセンター入り口脇のロビーで入手することができる。

 3月17日にはフラワーセンターの坂本英介園長による同マップをテーマにした「花さんぽ」が初開催され、100人以上が参加した。今回の企画で調整役を担った三日会の橋爪幸臣さん(78)は「これをきっかけに、市民が文化と自然に親しむ場になって欲しい」と話し、坂本園長は「これまでとは違う新しい視点で植物を楽しんでもらえるのでは」と期待している。

 鎌倉三日会と古都鎌倉を愛する会はこのほど、県立フラワーセンター大船植物園(市内岡本)で栽培されている植物を源実朝の和歌とともに楽しんでもらおうと「散策マップ」を完成させた。マップは園内33植物に設置された歌碑を巡るもの。
 

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