鎌倉の政治、文化について独自の発信を続けるミニコミ紙「鎌倉評論」の代表編集者、平井嵩さん(市内岡本在住・75)が昨年、図書新聞社から『日本人の黙示思想』を出版し話題となっている。
平井さんは定年退職後、様々な市民活動を行うなかで「地方政治には情報が不足している」と感じ、8年前から「鎌倉評論」を年4回発行。4年前からは同名のブログでも情報を発信している。
そのかたわら、年来の構想をまとめたのが今回の一冊。「日本人には思想的な骨がないと言われるが、言葉になっていない『黙示思想』がある」として仏教や茶道、能などの歴史や明治以降の思想史の解説をもとに、独自の日本人論を導き出している。
価格は1600円。購入希望者は図書新聞社【電話】03・3234・3471へ。
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