「小澤征爾音楽塾」の塾生が3月29日、市内の福祉施設や高齢者施設5カ所を訪れ、生演奏を披露した。
特別養護老人ホーム「鎌倉清和由比」には、日本と台湾の学生4人が訪問。施設に入居する高齢者を前に、モーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」やハイドンの「皇帝」といったクラシックの定番曲のほか、「ふるさと」「あかとんぼ」などの童謡を演奏した。
塾生の一人、立上舞さん(24)は「童謡の演奏では、笑顔で歌ってくれているのがわかり感動しました。音楽をやっていたからこそ、こういう交流ができたと思います」と話していた。
同音楽塾は、指揮者の小澤征爾さんが若手音楽家を対象により深い音楽性を身に付けてもらおうと2000年に発足させたプロジェクト。3月24日には鎌倉芸術館で公演が行われた。
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