鎌倉市は5月15日、2012年の入込観光客数を発表した。観光客数は延べ1974万人で、過去10年で最多となった。
東日本大震災の影響から、例年より入込観光客数が落ち込んだ11年の1811万人から約163万人増(前年比109・0%)となった。
各寺社や美術館、フラワーセンターなど有料施設では軒並み前年の数字を超えた。鶴岡八幡宮や天園ハイキングコースなど入場無料の場所でも例年並みかそれ以上の数字となっている。海水浴客を含む鎌倉海岸への観光客の伸び率が最も高く、前年比127・5%で214万人。海水浴客だけ見ても113万人となり、過去10年で最多となっている。100万人を超えたのは08年以来2回目。
市観光商工課では、大幅増の要因を「11年に震災の影響で中止になった鎌倉まつりのパレードや鎌倉花火大会などが2年ぶりに開催されたことが影響しているのでは。総数としては一昨年に近い数字なので、例年並みであると見ている」と話している。
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